電脳登山部リーダーブログ

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    << 山の写真を撮るには・・・ | main | 私の山道具 ーその1ー >>

    山の写真を撮るには・・・(第2回)

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      JUGEMテーマ:自然・登山・キャンプ

      前回は露出補正の大切さをお話しました。

      自分のイメージに合わなかったら、露出を調節して液晶画面で確認してからシャッターを切りましょう。オート任せではせっかくのシャッターチャンスを活かせませんゾ、ということでした。

      今回はもうひとつ大事な調節です。オート任せではもしかすると後悔するかもしれない「色温度」の設定です。

       

      色温度というのは、光源の色をK(ケルビン)という単位で表したものです。色なのに温度という言葉が付いているのは、たとえば鉄釘を火にかけて暖めると、はじめは黒かった鉄が温度の上昇とともに徐々に赤くなって、やがて白っぽくなってくるように、物質は熱を加えて温度が変わると、色が変わってくることを表現しているようです(このあたりは私の理解を越えていますので、興味のある方はご自分で調べて下さい。「黒体」だの「プランク定数」だの聞いたことはあるが実態は???なことがたくさん出てきます)。

       

      大切なのは、朝日夕陽などの赤い光は2000K、昼間の白い太陽光線は5000から6000K、青空はもっと高い数値になるという事です。

      次の写真をご覧ください。

      ↑これは実際の風景ではなく、某OSの壁紙です。液晶画面をカメラの色温度設定をオートにして撮影しました。

      ではこれはどうでしょうか。

      同じ液晶画面ですが、これは色温度設定を太陽光に設定しました。皆さんの好みはどちらでしょうか。

      なぜこのように印象が変わるかというと、↑下の写真は太陽光の約5500Kで撮影したので、それより低い色温度の夕焼け空が、オレンジ〜赤色になりました。オートに設定した↑上の写真は画面全体の色温度を感知して、その平均値で撮影したので、夕陽の赤い色に引っ張られて設定色温度が太陽光よりもだいぶ低く(赤色寄り)になってしまったため、赤みが弱くなってしまったようです。

      もちろん好みにもよりますが、私はやはり夕空は赤いほうが好きです。

      ↑これは夜明けの穂高岳です。もちろん色温度は太陽光に設定、露出もマイナス補正して撮影しています。実物の色よりも赤いかもしれません。

      ということで、夕焼けや夜明けの写真は色温度オートはやめて、太陽光に設定して撮りましょう。昼間も光が当たっている景色はそのまま太陽光でOKです。

       

      ただし、直接光が当たらず、青空の光で照らされている景色は、全体に青い写真になってしまいます。

      ↑この写真は光が当たっている雪は白いですが、当たっていない部分は青空の色を拾ってしまい青くなってしまいました。同様に曇りの日も青くなる傾向にあります。そんな時はオートに設定したほうが、「青い」という違和感は軽減されます。

       

      かつて、フィルムカメラの時代はカメラで色温度を調節することはできませんでした。色温度はまずフィルムで、「昼光用」「タングステン光用」のいずれかを選び、さらに色フィルターをかけてレンズに入る光の色温度を変換して撮影していました。通常の撮影ではフィルムは昼光用を使いましたから、夜明けや夕暮れはちゃんと赤く撮れましたが、日陰や曇り空の日は青くなるのが普通でしたから、私などは青い風景を見てもあまり違和感はありませんが、現代人は色温度をオートで補正してくれるデジカメを使っていますから、「変に青い」と感じる人も多いでしょうね。年齢を感じます。

       

      この2回で、「露出補正」と「色温度設定」について記しました。このふたつを押さえておけば、あとはピントが合ってカメラぶれしていなければ、ちゃんとした風景写真になるでしょう。少なくともホームページの山行報告に掲載するには充分な写真です。皆さんご健闘を祈ります。素敵な写真をホームページで見せてください。

      山の写真HOW to | permalink | comments(3) | -

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        この記事に対するコメント

        自己レスです。
        最新の報告として、坂戸山と三国山山行を上げましたが、私のコンデジの設定が悪く、一部色のおかしい写真があります。
        自然な色合いよりだいぶ赤っぽいあるいは茶色っぽくなっている写真が何枚かあります。これは誤って色温度を曇天用に設定していたからです。曇天の場合は日陰と同様に色温度が高くなって青っぽくなるため、アンバー色のフィルターをかけたような色合いになってしまいます。その結果がこの色です。ちょっと汚らしく、見にくいですね。
        その後、気がついて設定を直しました。今後の写真は大丈夫だと思います。色温度の設定ミスで写真が大きくかわってしまう例をはからずも実演してしまいました。
        麻導士 | 2017/02/02 9:21 PM
        申し訳ありません。このような記事を書く予定ではなかったので、作例写真が用意できませんでした。
        しかし、結果は実際の風景でも同じですから記載した内容自体は決していい加減なものではありません。
        ご安心ください。

        などと最初の投稿者も返事ができます。活用してください。
        麻導士 | 2017/01/15 9:18 PM
        自己レスです。
        このようにして、記事にコメントを残すことができます。気に入った記事や気に入らない記事にご意見、ご感想、苦情をコメントしてください。

        それでは第三者的にひとこと。

        作例写真にパソコンの壁紙を使うなんて怠慢ではないでしょうか?
        麻人某 | 2017/01/15 9:14 PM
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